●芸術、美術
●芸術作品
●技巧、術、技、熟練、腕、専門技術(職人=Artisan)
●人工、わざとらしさ、作為
●狡さ、狡猾、手管

〇知り合いのキュレーターが、良い作家は良い職人でもあると言っていました。職人=Artisan、個人的には大切だと思っています。
〇人工、というのは当たり前のようで、押さえておきたい言葉です。アートは人工物であり、自然物ではない、ということです。
〇狡猾、手管という言葉も、ストラテジーというものを感じさせますね。

●人間が自らの生と、生の環境を改善するために、自然を改造する力を、広い意味でのアート(仕業)という。ヴィレム・フルッサー「サブジェクトからプロジェクトへ」
〇自由人として生きるための学問=リベラル・アーツというものもあります。改善、改造ということですから、後ろ向きではありません。

●英語、フランス語のARTの元になったラテン語のARS→もっと古い言葉AR(刺しこむ)と関係があるという説もある。
〇「ささる~っ!」ということです。相手目線もあります。ここで、ストラテジーとも関連します。

受講者さん感想→
●人がつくるものは、広義では全てアート。
ただ、その時代に新しい表現を開拓して認められた人が名を残してきた。

●自然を改造して環境を適応させていく人間の生が、アートの広い意味、というのは考えさせられる気がします。影響を受けたり与えたり、環境やほかの人との関係が、現代アートの中心なのかなと思いました。
また、アートの語源の候補に「刺さる」と言うのがあるのも面白く感じました。感じ方は、国や時代によらないのかなと思いました。

このように、「美術、芸術」以外の意味を拾っていくことで、アートというもののイメージが、掴みやすくなった部分があると思います。