ーこの記事は、熱血!デッサン塾に掲載されていたものを転載したものです。Q&A方式で、デッサンを始める人の素朴な疑問にお答えしました。マンガ 山吹あららー

初心者は、レベルの高い作品を参考にする前に、「初心者向けノウハウ」みたいな物を参考にした方がいいのでは? レベルの高いものは、幼稚園児に大学の講義するようなものでは?

そのような質問を受けました。
初心者でも、幼稚園児でも、本物の、良いものに触れた方が良いと思います。
その方が感動します。その方が目標になります。その方が視野が広がります。
「初心者向けノウハウ」には、そのどれも無いでしょうから。

例えば、ビジネスの成功は、最終的には社員のモティベーションの問題となり、経営者の方々はどのように社員のモティベーションを上げるか悩むそうですが、一番有効としている手段は、社員に「マスター・マインド」に触れてもらうことと聞きました。「マスター・マインド」を持つビジネスの成功者達から、自分なりに熱意や、目標を受け取って、モティベーションとすることが出来るからです。

参考にするなら、今の自分と近いレベルのものではなく、目標となるレベルの高いものの方が良い。「大は小を兼ねる」と言い換えても良いかも知れません。「マスター・マインド」だけではなく、熟練の方、職人の方からも「クリエイティブ・マインド」や「職人気質」など、その道の達人からは多くのことが感じられると思いますので、年上の経験者とコミュニケーションを取ることは、私は必要だと思います。

至高のデッサンとして、ダビンチやデューラーのデッサンがあります。
そこには、デッサンの核心、デッサンの理想があります。「誰でも、簡単に、楽に覚えられる。」レベルではありません。自分のレベルとの開きも、とんでもない距離があることでしょう。でも、ダビンチ先生やデューラー先生が教えてくださるのですから、自分が得るものは大きいでしょう。